にらもやしとまとの日記

さすらいのぴやの弾きのたわごとです

電車でのヒトコマ。

今朝乗ってた電車に、
微笑ましい親子連れがいました。

お父さんはどうだろ、40前くらいでしょうか。
仕事用のジャンパーを着られてました。
お嬢ちゃんは小学校に上がったばかりくらいかな。
リュックサックをしょって、キャップをかぶって。
天パなのか、キャップから出てる髪の毛のすそがクルンクルンしてて、
それがめちゃめちゃ可愛くて。

二人がしっかり手をつないでてね。
大きな手と小さな手。
ただそれだけです。
だけどね、気持ちがあったかくなったんですよ。

新大阪で降りて行かれたんだけど、
2つくらい手前の駅からお嬢ちゃんは
「あと2こ?次?あ、次の次か。」
ってワクワクしてるんです。
お父さんは、家からずっとそういう娘の言葉を聞いてたのか、
もうちょっと辟易しかけてるんだけど、
それでも「うん、そうやな。」とか「まだやで。」とか
無視しないで返事してあげてて。
携帯の着信音を消したお父さんに、
 娘「どうしたん?」
 父「電車の中やからな、ブルブルにしたんや。」
 娘「ふぅん。なんで?」
 父「お父さんにかかって来た電話は、お父さんだけ分かったらいいやろ?」
と答えたりね。

そんな光景を見てたら、昔、父と私にもそんな夏休みがあったっけな、なんて思ってね。
でも、それは「寂しい」というのとは少し違った。
たくさんの夏、父と過ごした事を今でもしっかり覚えていますから。

こうやって、
お盆は過ぎたけど、結構しょっちゅう思い出したりしてます。