にらもやしとまとの日記

さすらいのぴやの弾きのたわごとです

ガチで弾いて歌ってきた。

先日、熊本での「信長貴富作品展Vol.6ーガチで合唱!!ー」が終演。
信長さん、雨森先生、ピアノの石田先生はじめ
ご出演の皆様、本当にお疲れ様でした。
特に事務局のSさん、Yさんには一方ならぬご尽力を頂きました。
感謝感激です。ありがとうございました。
ご来場の皆様、ご来場叶わずもご声援下さった皆様、
ホールスタッフの皆様にも心より感謝申し上げます。
今回は中高生の皆さんとの音楽の時間をもったのですが、
清潔で透明感のある佇まいと歌声に、
私の汚れた心がスーッと洗われたような気がしました。
彼らの未来に、自然な音楽の時間がありますように。

実は、既に来年の開催も決定しています。
2024年2月18日(日)益城町文化会館です。
ご参加を検討中のそこのアナタ!
ご質問などあれば、ぜひお問合せくださいませ。
nobunagasakuhinten☆gmail.com(☆を@に変えてね)までどうぞ。

そして、
ちょっと燃え尽きた感じもありますが、
今週末のレディースコーラスフェスに向けて、
また熱を高めているところです。
なんと今回出演する二団体とも指揮者なし、
それぞれ2曲歌うのですが、4曲とも信長さんの作品です。
まだ作品展続いてましたね(笑)。
一団体は竹久夢二作詩の曲集「ちよこれいと」から「紅蔦」と、
永田萠作詩のピース「宝物」、
もう一団体は茨木のり子作詩「ぎらりと光るダイヤのような日」から
「おちこぼれ」と「倚りかからず」を演奏します。
今回の舞台は姫路にありますアクリエ姫路。
単独の演奏会では到底立てないような立派な舞台です。
久しぶりに着る団の衣装でそれぞれ堂々と立ち振る舞い、
明るい表情と伸びやかな歌声で、
作品の魅力を一人でも多くの方に感じて頂けたら嬉しく思います。

月一の更新。。

バタバタしており、
新年のご挨拶以降、更新がままならない状況ですが、
もう立春も過ぎましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年も難曲の数々との死闘を繰り広げつつ、
なんとか今日を生ききる、その連続です。
いつになったら譜読みがもっと楽になるかと思っていたら、
歳のせいか目が悪くなったり、
そこから肩こりが酷くなったり、
譜読みは前よりも苦労するようになりました。
思い返せば、学生時代が一番速かった気がします。
あんなに追われるように譜読みする日々だったけど、
なんとか一週間で次の曲を弾いて、
レッスンに持って行ってましたもんね。
その分、深く考えないままで弾いたりして、
たくさんの作曲家に失礼なことをしていました。
今更ですが、有名作曲家の皆様ごめんなさい。

でも、
例えば昨年夏に野間さんとピアノデュオで弾いた
ラフマニノフ作曲の「交響的舞曲」は、
近年でも稀な難曲の一つでした。
自分が弾ききるだけでも大変な上に、
アンサンブルとして美しく、また面白く成立させねばならず、
鑑賞に堪える演奏にするためにグッと深く切り込めたのは、
私にとって大きな収穫となりました。

そうやって、私が悲鳴をあげるくらいの難曲が時々やってきては、
私の姿勢を正してくれているのかもしれません。
今作品(難曲)を通して触れている作曲家の皆様に最敬礼です。

明けましておめでとうございます2023!

新年になって、既に10日以上経っておりますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
仕事が始まったと思ったら、すぐに三連休があったことで、
ペースが掴みにくいところもありますよね。

ちなみに私は
5日からレギュラー合唱団の練習が始まり、
6日には声楽の発表会に出演しました。
これは、去年夏の発表会に
コロナの影響などで出演できなかった三人のために
師匠が「リベンジしない?」と声をかけて下さったことから
企画されたものでした。歌ったのは、
「野の羊」(大木惇夫作詩 服部正作曲)
「うたをうたうとき」(まど・みちお作詩 山中惇史作曲)
の2曲。キャラクターは正反対だけど、どちらも大好きな作品です。
おかげ様で、本番は大変楽しく歌うことができました。
7〜8日は、合唱団まいとVoces Ksa:naの初合同練習でした。
盛りだくさんのプログラムなので、練習時間はカツカツでしたが、
歌う人も指揮者もピアニストも夢中になって
それぞれの音楽の中に引き込まれる時間となりました。
9日は、長野県合唱連盟主催の合唱講習会でした。
新年はいつもその講習会で始まることになっているそうで、
100名近い方々が集まって下さり、
和合亮一さんの詩に信長貴富さんが音を付けられた作品を取り上げ、
楽譜の向こう側に見えてくるものを見つめる時間を皆で過ごしました。
今年もなかなかのスタートダッシュです。。

巷ではついに花粉症持ちには厳しい季節が始まりました。
どうぞ皆様、心身を整えながら活動してまいりましょう。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

鬼、笑います。

さて、もうあと数日で2022年も終わりますね。
今年もたくさんの方に応援頂いて、
音楽活動を継続することができました。
心より感謝申し上げます。

前回のブログで今後の演奏会を既にいくつかお知らせしましたが、
あと二つ、ここで情報を公開させてください。

2023年2月19日(日)14:00開演(13:30開場)、
くまもと森都心プラザホール(JR熊本駅前すぐ)にて、
信長貴富作品展Vol.6 〜ガチで合唱!!〜」
が開催されます。
毎年恒例、信長さんご自身による指揮のステージもあります!

サブタイトル「ガチで合唱!!」は信長さん命名です。
もう一人のピアニストは石田さんです。

Nコンの課題曲のステージは、ちょっと懐かしい気分になり、
歌っていても聴いていてもグッときます。
村上昭夫の詩による楽曲のステージは、
シンプルなのに新鮮で飽きない詩と音がずっと耳から離れません。
そして、いろんな年代に愛唱されている「初心のうた」は、
今の時勢に歌っていて考えさせられる事ばかりです。

少し先になりますが、
2023年5月3日(水・祝)16:00開演(15:00開場)、
東京芸術劇場コンサートホールにて、
東京六大学混声合唱連盟第65回定期演奏会
が開催されます。
こちらの連盟は、
青山学院大学グリーンハーモニー合唱団
慶應義塾大学混声合唱団楽友会
東京大学柏葉会合唱団
法政大学アカデミー合唱団
明治大学混声合唱
早稲田大学混声合唱団の六団体で構成されています。
演奏会では、各団体の単独演奏の後、六団合同ステージにて、
雨森先生の指揮、野間春美さんと私の二台ピアノで、
三善晃作詩作曲「であい」、宗左近作詩 三善晃作曲「交聲詩 海」
を演奏いたします。
なお、チケットはオンラインチケット販売サイト「teket」でのお取り扱いで、
2月23日に発売予定ですので、今しばらくお待ちください。
S席2500円、A席2000円、B席1500円、C席1000円となっております。
チラシなど預かり次第、またあらためてこちらでも情報公開しますね。
お問い合わせはrokuren.concert2023☆gmail.com(☆を@に変えてね)までどうぞ。

前回今回ご紹介していない演奏会も含めて、
2023年上半期に開催予定の演奏会を挙げておきます。
(時間や会場等が未定のものは、また決まり次第お知らせします。)
*1月22日(日)14:00〜吹田メイシアター大ホール
大阪大学男声合唱団第70回記念定期演奏会
*2月19日(日)14:00〜くまもと森都心プラザホール
信長貴富作品展Vol.6」
*3月12日(日)17:30〜神戸文化ホール(中)
混声合唱団山吹第3回演奏会」
*4月30日(日)サラマンカホール
「うた・ふぐるま演奏会」
*5月3日(水・祝)14:00〜東京芸術劇場コンサートホール
東京六大学混声合唱連盟第65回定期演奏会
*5月20日(土)第一生命ホール
「CANTUS ANIMAE演奏会」
*5月27日(土)ユーベルホール
「クリトメリア演奏会」
*6月17日(土)
「浜松うたのアトリエ演奏会」

来年も演奏で各地を訪れる予定が増えてきました。
どの機会にも体調万全&気合200%で取り組めるように、
2023年も心身整えてまいりたいと存じます。

何が原因にせよ、どうか世界中で、
演奏活動が軒並み中止に追い込まれるような事態になりませんように。

では皆様、どうぞ良いお年を。。

バトンパス。

今年度は若者との時間をたくさん頂きました。

いよいよ明日は八幡市文化センター大ホールにて
京都大学ハイマート合唱団第61回定期演奏会
が三年ぶりに有観客で開催される運びとなりました。
金丸桝一作詩 信長貴富作曲「そうそうと花は燃えよ」を
今回ようやく完全版で演奏いたします。
学生指揮者の山田さんとは、
7月のアルティ声楽アンサンブルフェスティバル、
10月の関西合唱コンクールに続いて三度目の舞台ですが、
最初の頃はいかにも頼りなげな様子だった彼も
この一年の間に実にしっかりと成長されて、
メンバーも彼をもり立てながら歌ってきました。

明日、当日券も出るそうです!

2023年1月22日(日)には、
大阪大学男声合唱団第70回記念定期演奏会
が吹田メイシアター大ホールにて開催されます。
記念演奏会ということで、
OBもたくさん出演してくださるようです。
私は学生指揮者津野さんのステージにて、
林望作詩 上田真樹作曲「夢の意味」で共演します。
コロナ禍に思うように新歓活動ができなかったこともあって、
現役学生の団員数は多くないのですが、
大学院生の協力もあり、またこの作品への意気込みもしっかりとあって、
いいものにしようと懸命に練習中です。

ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

3月12日(日)には、
混声合唱団山吹第3回演奏会」
が、神戸市文化ホール中ホールにて開催されます。
まだ結成から6年ほどの若い団体で、
構成しているメンバーも20代が中心のようです。
作品の初演ピアニストとして時々口も挟みつつ、
楽しみながらご一緒しています。
4ステージ中、無伴奏なのは「嫁ぐ娘に」のみで、ピアニストは三人。
そう、ステージごとにピアニストを変えてお送りします。

全ステージがメイン級!
エネルギッシュな団体です!

来年度もありがたい事にいくつかオファーを頂いています。
50代も半ばの私が今からできる事があるとすれば、
音楽的なことに限らず、失敗も含めて自分が経験してきた中から
次の世代に伝えるべき言葉や音のバトンを選び取って、
タイミングを見ながら渡していく事かと思っています。
そして、死ぬまで自分も勉強を続けて、
「昔取った杵柄」ではどうにもならない事に直面し、悩みつつ、
少しずつでも成長していきたいものです。

冬の入り口で。

コンクールに関わる皆さんが
三重県津市に集合していた二日間、
平林家は信州へ車で行ってまいりました。
考えてみたら、2011年青森での全国大会に出るまでは
秋のその時期に決まって林檎の買い付けに行っていたのです。
大会と同じ日に重なったり練習の日になったりして、
両親も身体を壊したりでずっと行けずにいたので、
この秋のイベントとして皆で楽しみにしていました。

秋の信州は、
山々が緑と黄色と赤のまるでゴブラン織で、
車で走っていると両側から近づいてくる様子は迫力満点!
その頂には所々もう既に雪をまとって、
関西ではなかなか味わえない景色に大興奮でした。

目的でもあった林檎の注文の時、
農協の窓口の女性が、
閉店間近の時間に駆け込んだにも関わらず
とても愛嬌があってにこやかで面白くて、
しかも色々と臨機応変に対応して下さり、
気持ちよく買い物できました。
来年もぜひこの女性の窓口で
林檎の注文手続きをしたいと思ったほどです。

そういう何でもない小さな優しいひとときが
思いのほか心に余韻を残しています。
自分の立場や主義主張を守るためには
人にストレスを与えても仕方ないと考えるのではなく、
心に暖かい光を灯すような時間を提供する、
そういう言葉遣いや行動を選び取れる、
そんな人に私もなりたいと思うのです。

三年ぶりの有観客!!!

今年は京都大学音楽研究会ハイマート合唱団に関わっております。
今在籍している学生たちは、
コロナ禍で新歓の時期も不自由だった頃に入団してくれた子たちなので、
なんとまだハイマート合唱団として定期演奏会を有観客で開催したことがありません。
それでも今日まで歌い続けてきた彼らは、
きっと芯が強くて、音楽が好きで、仲間が好きで、
思いやりのある子たちではないかと推察します(贔屓?)。

7月のアルティ声楽アンサンブルフェスティバル、
10月の関西合唱コンクールを経て、
このたび定期演奏会でも彼らとの共演が叶います。
しかも、コンクールでは時間の制限があり短縮版で演奏した
金丸桝一作詩 信長貴富作曲
「そうそうと花は燃えよ」
を完全ノーカット版で演奏いたします。

チラシ、できました!

お問い合わせはteien☆heimat-choir.net(☆を@に変えてね)までどうぞ。
オンラインチケットは、チラシにありますQRコードからお願いいたします。
web siteはこちら→http://www.heimat-choir.net/

出演者一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。