にらもやしとまとの日記

さすらいのぴやの弾きのたわごとです

50年を振り返ってみた その1。

もう5年ほど前になるだろうか。
ひどい肌荒れになってしまった事がある。
会う人会う人に
「どうしたの?」とか「大変ねぇ。。」
と言われる状態だった。
ブツブツが赤く出るタイプの荒れ方だったので、
そのまま出かける訳にもいかず、
かといってお化粧をしたところで隠しきれず、
毎日毎日ひそかにずぅっとイライラしていた。
家族は気を遣って何も言わないようにしてくれていたけど、
あとで聞いたら相当心配していたようだ。

その後、
荒れた理由が何だったのかハッキリ分からないまま、
いつ治るのかも分からず苦しい数年間が続いた。
そして、理由もよく分からないまま、気付くと治っていた。
徐々に赤みが引き、ブツブツも消えて、
今現在は肌の悩みなど特になく過ごしている。

忙しくなりすぎた事で、心身のストレスが肌に出たのかもしれない。
40代半ばになってやたら大汗をかくようになった事や、
時々めまいがしたりする状況を考えれば、
いわゆる更年期の症状の一つだったのかもしれない。

年は取っていくものだし、
シミやシワ、白髪は増えていくもの。
自分より肌が美しい人や黒々とした髪の人を見て羨んでも仕方ない。
自分の身体も自分の心も、
手放す事はできない。他の誰にもなれない。
私の場合、心身の安定は、まず快適な睡眠の確保から。
これがしっかりできないと、どうやらすぐどこかに悪い影響が出るようだ。

幸い、今の私の周りには
見習いたい大人の女性がたくさんいて下さる。
彼女たちは、基本的にいつも機嫌がいいのだ。
今の自分を受け入れながら、
しかも、より良くなる事を決して諦めず、
周りの人に余分な心配をかけないためにも、
残りの人生、私もできるだけ機嫌良くいたいと思う。