にらもやしとまとの日記

さすらいのぴやの弾きのたわごとです

目医者と歯医者と調律師。

実は去年の12月にピアノの弦を切りまして。

そうでなくても、
長い間調律できずに放っておいたので、
音もかなり狂ってきていたし、
早く調律師さんに来てもらわねば、と思いつつ、
なかなか自分が家に数時間いる事が叶わず、
年を越してしまったのでした。

でもやっと調律師さんとも時間を調整できたので、
このたび来て頂きました。

目がゴロゴロすると言えば目医者さんへ行き、
虫歯が痛むと言えば歯医者さん。
ピアノの調子がイマイチと言えば調律師さんです。

調律師さんは言いました。

「このピアノは、人間で言うと老人だけど、
なかなかの健康体ですよ。」

わ、本当にお医者さんみたいだ。

あぁ健康で長生きしてもらうために、
マメに来て頂くようにしなきゃ。
放っておいてごめんよ、と反省しながら
今脚の部分をさすってます(笑)。

音楽高校に受かったお祝いに買ってもらったのでした。
中学の頃教わっていた先生が、
わざわざ浜松の工場まで出向いて行って、
弾いて音を確かめて、この一台を選んで下さったのです。

もう30年一緒にいるんだなぁ。
高校以来の私の歴史も全部知っている訳だ。

どうぞ、ここからの人生も
仲良くひとつよろしくお願いします。