にらもやしとまとの日記

さすらいのぴやの弾きのたわごとです

バトンパス。

今年度は若者との時間をたくさん頂きました。

いよいよ明日は八幡市文化センター大ホールにて
京都大学ハイマート合唱団第61回定期演奏会
が三年ぶりに有観客で開催される運びとなりました。
金丸桝一作詩 信長貴富作曲「そうそうと花は燃えよ」を
今回ようやく完全版で演奏いたします。
学生指揮者の山田さんとは、
7月のアルティ声楽アンサンブルフェスティバル、
10月の関西合唱コンクールに続いて三度目の舞台ですが、
最初の頃はいかにも頼りなげな様子だった彼も
この一年の間に実にしっかりと成長されて、
メンバーも彼をもり立てながら歌ってきました。

明日、当日券も出るそうです!

2023年1月22日(日)には、
大阪大学男声合唱団第70回記念定期演奏会
が吹田メイシアター大ホールにて開催されます。
記念演奏会ということで、
OBもたくさん出演してくださるようです。
私は学生指揮者津野さんのステージにて、
林望作詩 上田真樹作曲「夢の意味」で共演します。
コロナ禍に思うように新歓活動ができなかったこともあって、
現役学生の団員数は多くないのですが、
大学院生の協力もあり、またこの作品への意気込みもしっかりとあって、
いいものにしようと懸命に練習中です。

ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

3月12日(日)には、
混声合唱団山吹第3回演奏会」
が、神戸市文化ホール中ホールにて開催されます。
まだ結成から6年ほどの若い団体で、
構成しているメンバーも20代が中心のようです。
作品の初演ピアニストとして時々口も挟みつつ、
楽しみながらご一緒しています。
4ステージ中、無伴奏なのは「嫁ぐ娘に」のみで、ピアニストは三人。
そう、ステージごとにピアニストを変えてお送りします。

全ステージがメイン級!
エネルギッシュな団体です!

来年度もありがたい事にいくつかオファーを頂いています。
50代も半ばの私が今からできる事があるとすれば、
音楽的なことに限らず、失敗も含めて自分が経験してきた中から
次の世代に伝えるべき言葉や音のバトンを選び取って、
タイミングを見ながら渡していく事かと思っています。
そして、死ぬまで自分も勉強を続けて、
「昔取った杵柄」ではどうにもならない事に直面し、悩みつつ、
少しずつでも成長していきたいものです。