にらもやしとまとの日記

さすらいのぴやの弾きのたわごとです

秋のうた。

もう9月も中旬を過ぎますね。
こうして何の音楽も鳴らさずに夜パソコンに向かっていると、
聞こえてくるのは窓の外からの虫の声です。

ふと気づけば、
日中暑くてフラフラすることもなくなり、
お風呂上がりに汗がひくスピードも速くて、
今年の秋もいいことずくめ。

・・・というわけでもなくて。

合唱関連で言えば、本来ならコンクール真っ只中ですし、
支部の大会やそれに付随する練習などで、
各地を駆け回っている時期です。
それ以外にも冬のコンサートシーズンに向けた準備など
今日はコレとコレをさらう、明日はアレとアレをさらう、という風に
練習スケジュールを手帳に書き込まねばならないほど過密になる季節なのです。
少なくとも二年前まではそうでした。

それが、例えば今週来週で言うと、
地元高槻の合唱団の毎週のオンライン練習と
大阪の合唱団一つだけ毎週練習を実施しているだけで、
あとは練習も本番も何もありません。
その一方で、やはり自粛期間中にすっかり体力が落ちてしまって、
「あの忙しさには戻れないな」とも痛感しています。

あぁ、なんてこったぃ!!!

そうして人間たちが右往左往しているうちにも、
虫は健気に秋の歌を奏で、
金木犀は香りを漂わせ始めています。
時は確実に移ろっているのです。

できればもう後ろは振り返らずに
自分なりの歩みをしっかり前へ進めていきたいものです。
・・・もう少し体力をつけなきゃかな。。