にらもやしとまとの日記

さすらいのぴやの弾きのたわごとです

祝!

谷川俊太郎作詩 信長貴富作曲「捧げる言葉」が
カワイ出版から発売される事になりました。

委嘱をしたのは、奈良県合唱連盟です。
昨年12月に連盟創設50周年記念演奏会があり、
そこで連盟に所属する方々(混声)によって初演され、
私はピアノを担当しました。
指揮の上西一郎さんとも初共演でしたし、
歌い手のほとんどの方々と初共演、
初もの尽くしの大変貴重な機会を頂きました。

練習に何度か通い、
皆さんと少しずつ音楽でやりとりをしていく中で、
この機会に初めて集まった仲間たちと一緒に音楽を創る楽しみや難しさ、
新しいものを世に送り出す責任の重みとありがたさ、
ご縁の繋がっていく喜びを感じることができました。
また、信長さんご本人も練習に来て下さって、
作品にまつわるお話を直接伺う機会もあり、
本番当日も含めて、本当にいい時間となりました。

本番を弾き終えて、袖に戻った時、
私は上西さんと信長さんに言いました。
「あんまり楽しくて、離陸してしまいそうでした!」
(気持ち、伝わりましたかねぇ。。)

何はともあれ、
「捧げる言葉」が、
どうぞ多くの方々に愛される作品となりますように。