昨日、久しぶりにいずみホールへ演奏会を聴きに行きました。
メルニコフ(pf)ファウスト(vn)ケラン(vc)のトリオです。
少し前に、たまたまメルニコフのショスタコーヴィチのCDを聴いて、
ぜひライブを聴きたくなって検索したら、今年来日する事が分かり、
すぐにチケットを入手。(そうしたら、
なんとデュオの相方山田さんも入手していたという偶然のおまけ付き!)
けれど彼女と座席は離れていたので、
周りに全く知り合いがいない状況もなんだか新鮮でした。
プログラムは、シューマンのピアノ三重奏曲第三番ト短調、
カーターのエピグラム、そしてシューベルトのピアノ三重奏曲第一番変ロ長調。
今回のお目当てはシューベルトだったのですが、
これが絶品!!軽やかで生き生きとして、実に上品で!!
シューベルトらしいモチーフが出てくると、
一ヶ月後に自分も同じピアノでシューベルトを弾くという事を突然思い出し、
なんとなく焦る気持ちになる事すらも自分で面白くなりました。
ライブはいいですね。
演奏者の表情が見えるし、
音が宙を舞ったりこちらを包み込んでくるのが分かるし、
周りの人たちの喜びも感じられるし。
いいものを聴かせて頂きました。