にらもやしとまとの日記

さすらいのぴやの弾きのたわごとです

楽しいひなまつり。

お内裏様というのが一番上の男雛女雛のことで、
お雛様というのが三人官女や五人囃子も含めて全員の総称だそうで。
ずっと男雛をお内裏様、女雛をお雛様と思っておりました。
歌の歌詞のせいですね。
詩を書かれたサトウハチローさんも、
どうやら勘違いなさっていたのではないか、とかいう話。。

閑話休題

先日、高松での
「ひな祭りジョイントコンサート〜女声合唱見本市〜」
という演奏会に参加してまいりました。
演奏会前日には、
三人の指揮者(雨森文也先生、山本啓之先生、山脇卓也先生)による講習会を聴講し、
適切な一言のアドバイスで激変するのを目の当たりにし、
また、講師として担当したピアニスト講習会などもあり、
演奏会では、
三団体合同ステージと、公募合同ステージでのピアノを弾きまして、
いろんな角度から体験できた大変濃密な二日間でありました。

三団体それぞれの歌い手の皆さんの、
新しい情報を吸収し発信するエネルギー効率の素晴らしさに圧倒され、
そこに寄り添うピアニストの酒井先生、白鳥先生の
今生まれる音楽に対する謙虚な姿勢には恐れ入りました。
公募参加の皆さんの加わった時の音世界は、
単独演奏にはない豊かな厚みと和やかさを持っていました。
また、東京からスタッフとしてお力添えを下さったお三方
(三好さん、イトーさん、さんなんさん)の
テキパキと無駄のない仕事運びと、
大柄だけど細やかな気遣いの譜めくりイチセさん、
ホスト団として心尽くしのおもてなしを下さったmonossoメンバーの皆さんに、
心から感服しております。

そこまで準備するのはそれぞれ大変なのに、
「またやりたいね」とつい言ってしまう楽しさ面白さ。
これだから音楽はやめられない!